子供に「宿題」をやる気にさせる5つのコツ

子育て

学校から帰ってきてすぐに宿題に取り組む子と取り組まない子がいます。 皆さんもこどものころ「勉強しなさい!」と言われると、なぜかやる気がなくなってしまうことってありませんでしたか?

ここを意識すると、子どもの宿題がグッと楽になる!

と思うものを5つにまとめましたので、少しでも参考になれば嬉しいです。

「勉強しなさい!」を言わない。

皆さんも誰かに「○○しなさい!」と命令口調で言われると、やる気がなくなった経験があると思います。

命令でしぶしぶやるようになると、自分から勉強をやる子にはなりません。

言葉を少し変えるだけですが、「今日の宿題は何がある?」「いつやる?」と計画だけ聞くようにします。

「いやいや、「宿題なんてない」「あとでやる」とか言うでしょ。」

確かに、その通りです。 ただ、まずは子供に「自分で決めた」「自分でやった」と思わせることが大事なことです。

時にはギリギリになったり、忘れ物をするかもしれません。

子供の成長の為にも「世話をする」部分と「任せる」部分のバランスを考えましょう。

親としては宿題はすぐにやってほしいものですが、子どもにも子どもの事情があります。 理想形や効率ばかりを求めるのではなく、有効性を求めていこうという気持ちが大切です。

その日のゴール(宿題の終わり)を明確にする。

こどもが宿題にすぐに取り組まない場合、大きく分けて2つのパターンが考えられます。

  ・そもそも宿題があることを忘れている。  

  ・「そんなに早くできるなら○○もやったら?」と追加の勉強をさせられる。

1つめの場合は、「今日の宿題は何がある?」と聞くだけで確認するクセがつくので次第に取り組むようになります。

だだ、2つ目の場合は、すぐに取り組まないだけでなく、だらだらと勉強をするクセがついてしまいます。

その為、「今日は○○と△△と◎◎が終わったらおしまいだね。」というように、ゴールを明確にすると、少しづつ自分から取り組めるようになります。

うちではNuBoardというホワイトボードを使って、日々の宿題を管理しています。

少し高いですが、スケッチブックのような形で場所を取らず、宿題が終わったときにフィルムの上からチェックを書かせれば、あとから上の文字だけ消すことができます。

リングノートやiPad等のタブレットでもよいかもしれませんが、日々使うものなので使いやすいものを選びました。

宿題を分ける。習慣化する。

大人の場合でもタスクを作っても、「何から手を付けていいかわからない。」という場合があります。

子どもも同じで「宿題」と一言で言っても「○○ドリル」「本読み」「工作」「リコーダーの練習」「塾の宿題」「ピアノの練習」etc

と色々な宿題があります。

今日の宿題は

  ・○○ドリル

  ・ピアノ練習

  ・塾の宿題

なんだね。どれからやる?

と声をかけてあげるだけで、「自分が選んだものからやっている」という自発的な行動に変わります。 自発的な行動になれば、ゆくゆくは自分からできるようになっていきます。

目の届くところでできる環境を

子どもたちも千差万別で、何もしなくても自発的にやってしまう子もいれば、自発的にはできない子もいます。

そのためおすすめは**「ダイニングテーブルで宿題をする。」**ことです。 そして、もっとおすすめなのは、隣で見ていてあげることです。

隣で見ていてあげることで、

  ・どんなことをしているのかな。

  ・何がわからないのかな。  

  ・ちょっと集中力が切れてきたな。多すぎるのかな。

など、宿題をやっているときの様子を確認することができるようになります。

つまづいている理由やできない理由がわかれば調節したり、アドバイスしてあげることもできるようになります。

まずは子どもを観察してあげましょう。

慣れてきたら、自分も読書や資格の勉強に取り組んでみるのもいいかもしれません。

ダイニングの証明の位置によっては明かりが適切でなく、目が疲れてしまう場合があります。その場合は、折り畳み式のデスクライトを用意しておくのもいいかもしれません。

成果を確認する

「終わったよ~」と声がかかったらできる限りすぐに成果を確認してあげてください。

ちゃんと終わっていたら、

  「よくできたね~」

  「今日は早かったね~」

  「今はこんなことやっているんだね。」

と中身に興味を持ってあげて褒めてあげてください。

褒めてあげることやその機会を積極的に作ることで、自己肯定感も上がっていきます。

ミスややり忘れを発見したら、

  「これってこれで良かったっけ?」

  「あれ?ここってやらなくても大丈夫?」

など、否定したり、指摘したりせず、質問するようにしてみてください。

また、わからなければ、一緒に解いてあげても構いませんし、インターネット等で一緒に調べてあげてもいいかもしれません。

成果を確認することで、子どもの理解度だけでなく、何が得意で何が苦手かも少しづつ把握していくことができます。

まとめ:一番のコツは焦らない。

自分が子どもに宿題をさせるとき、気を付けていることをまとめてみました。

もう一度振り返ると。

  • 「勉強しなさい!」を言わない。「宿題は何がある?」と聞いてあげる。
  • その日のゴールを明確にする。追加はしない。
  • 宿題を分ける。習慣化する。
  • 目の届くところで宿題をやらせる。
  • 成果を確認する。

いきなりすべてを変えようとすると大変なので、取り入れやすいところから取り入れてみてください。

一番のコツは焦らないことです。

できないとどうしても、「早くできるようにしなきゃ」「お友達はできているのに」と思いがちですが、 子どもの成長は千差万別です。

少しづつよくしていきましょう。

また、中には焦ってしまい「○○しなさい!」と命令口調になってしまう場合があります。

子どもの意見を聞きつつ、「私は○○してほしいんだ。○○ちゃん(くん)はどうしたい?」とお互いの意見をすり合わせるようにしてみて下さい。

子ども毎に違う反応を見せると思いますが、少しでもお役に立てれば幸いです。

それでは、おしまいっ。

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